私自身もあと数年で定年退職となります。
それより前に両親の終活が先になります。
幸いにも2024年9月現在では両親とも健在で、義母は元気ですが
一人ということで老健施設にお世話になっています。
つい先日両親の終活のお手伝い。
実家を引き払って、自宅の近くの賃貸に引っ越ししてもらいました。
実家まで車で30分ほどでしたが、それでも毎週大変ですし、亡くなった後の
実家の処分を考えると引っ越してもらって助かります。
遺産などいらないので、実家を売却したお金で楽しんでほしいですね。
認知症になったら大事な資産は凍ってしまうかもしれない
方法1 成年後見人
裁判所や監督人への方向が毎年発生
司法書士などに任すと、毎年費用が発生 例 36万/年 10年で360万
方法2 家族信託 信頼できる人に名義を仮に渡す。委託者と受託者との信託契約。
病院は最後まで面倒を見てくれない
死後事務
・病院、施設への駆け付け、遺体の搬送手配
・遺体の安置
・死亡届の提出
・火葬許可書の取得
・関係者への連絡
・病室、施設内の私物引き取り
・通夜、葬儀の手配と執行
・火葬、納骨
・健康保険の資格喪失手続き
・免許証、印鑑カードの返納手続き
・自宅の整理、片付け、明け渡し
・電気、ガス、電話などの契約の解約
・各種費用の精算(病院、施設、未払い税金、光熱費、携帯電話、クレジットカード)
・銀行口座の確認、相続手続き
どこでどのように死を迎えたいかという願い。
親の医療に関する希望や考えを聞いておく。
①事前登録 いざというときに該当病院への緊急入院を希望している患者を事前登録
②定期的な情報交換
③かかりつけ医の診察の結果、精密検査や手術などの緊急対応が必要な時には該当病院を紹介
人生会議(ACP)を実施し、希望の確認などを行う。
80歳以降にかかるお金 ほんとはいくら?
闇雲に心配してお金を貯めるばかりにでは、今を楽しむことが出来ないので
社会保障というセーフティーネットがあることと、そのうえで自助どりょでも備える。
知識は何にも勝る財産。
大まかに一生分のお金を大きく振り分けて、人生予算を把握する。
例) 手物にあるお金 貯蓄+退職金 2500万
年金 23万×12か月×25年=6900万 計9400万
生活費 25万×12か月×25年=7900万
不足額 1900万
足りな分を自宅を担保にお金を借りるリバースモーゲージを利用
葬儀とお墓の不動産は金融MAPの1丁目
コロナ後の葬儀費用は、平均110万ほどで10年前の半分
大切なことは、葬儀に関する希望を周りに伝えておく。
具体的に葬儀の内容を伝える。
墓じまいをきっかけに話を進める。
お金を生かす遺言書
死に備えるということは、縁起が悪いことでなく、安心安全に暮らしていくためのもの。
遺言は誰もが遺すべき安心して暮らすための備え
①自筆証書遺言 財産目録以外のすべての文書を直筆で記載し、日付、氏名を自書し、押印
②公正証書遺言 公証役場の公証人が作成して、公正証書という書類にして残す。
残し方とその意図を明確にする。
必須!保険の見直し
保険の見直しは、見直した方がいいかもと思った時がタイミング
高齢になってからの医療保険、がん保険、死亡保険は、満80歳を意識して見直し、加入
満85歳を超えると商品の選択技が一気に減る。
・高齢から保険に加入すると保険料がとても高い
・過去から大きな病気をしていたり、加入時の健康状態が悪いと加入できない。
・75歳以上は後期高齢者医療制度で窓口負担は原則1割
70歳以降の必要な自己負担は200万~400万前後
リビングニーズ特約(生命保険に無料で付けられる。)
余命6か月以内と診断された場合、3000万を上限に死亡保険金を全部または
一部を生前に受け取れる。
80歳からお金に困らずどのように生きていくか
自分のお金(財産)の現状を把握して、お金(財産)の健康状態を把握する。
人生は一度きりで、人生には限りがある。
縁起でもない話を笑えるうちにしておこう。
余命半年で、自由に身体が動かせるのは4か月
1000万÷4か月=250万/月 1日8万円
どんな使い方をしたいか?
貯めることより使えるようにしておく。
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