退職後にせっかくですから、少しでも社会の役に立って多少の稼ぎにならないかと
考えて、1人経営できないか仕事を検討。
その考え方や方法について何か参考にならないかと模索しています。
きちんと稼げる「一人会社」の始め方 山本 憲明 (著)
著者は税理士なので、まさに一人会社のようです。
1人経営の基礎知識
一定の規模を保ち、大きくしていかない経営で、好きな子をとやっていくことが基本。
最低限の労働で、最低限の報酬をもらい、最低限の利益をだす。
経済に合わせて一定もしくは右肩下がりの計画で、初めから経費が掛からない
原価率が引く商売をする。
今後の人生において、どのような判断基準で生きていくのか?
大事なことは、自分がこれから死ぬまでにどのような人生を送っていくかが大事。
あなたにも必ずできる1人経営
突出した能力よりも必要なのは、自分で検証してルールを決め、それを愚直に守る。
→ 続ける力が重要。
長く続けるという前提に立って事業を設計し、毎日毎日コツコツする。
何よりも健康第一、仕事よりも健康。
自分の人生があり機で、人生をどう過ごしていくが第一。
規模を大きくしないと売り上げが少ないかもしれないが、コストも少なく
赤字にもなりにくい。
1人経営の準備を始めよう
何をやるか、資金、勉強の3つを抑える。
じぶんがやりたいこと、やっていて楽しいことや苦にならないこと
好きなことは何かということを徹底的に考える。
それに対して期限を設けて準備する。 例)目標3年後
やり始めて4,5か月で駄目な場合は、あきらめる。
なにをやるか。あいであを出しまくる。 → 創造的な仕事や好きなことの組み合わせ
1人経営の始め方
計画を立てるためには、その事業について検証を行い。確立を出し、試行回数を
積み重ねていく。
経理・・・過去の起こったお金に関する事象を記録すること。
経営管理・・・未来の計画を立て、その進捗を管理していくこと。
事務所や店舗を構えず、人を雇わず、お金を借りない。
大々的に宣伝しない。
最低限これをやればうまくいくことを決め、毎日やっていく。
やらないことを決めて、時間やお金の無駄を費やさない。
1人経営の経営計画と人生設計
死ぬ年齢と、仕事を辞める年齢を決める。
引退後と引退前の生活水準を決める。
いつまでに何を準備するかを計画して、随時見直して修正する。
1人経営を成立させる売り上げの上げ方
あまりガツガツせず、自分ができることで相手に役に立つことを考え、
それを提供することで、売り上げを上げたり経営を成り立てさせる。
どのような1人経営がうまくいくのか 例
- 一人カフェ
- 一人葬儀屋
- 一人建設業、製造業
- 一人高額スクール
- 株式トレーダー
1人経営でうまくいくための8箇条
固定費極小、変動費も減らす。
他人に頼らない
体力を温存して頭を使う
計画を立て、数字をしっかり管理する。
感情を捨て、確率で考える。
売り上げの分散とリピートを考える。
1人経営を始めるためのミニ知識
個人事業か法人か?
個人事業 個人事業の開業・廃業等届出書
所得税の青色申告申請書
給与支払い事務所等の開設・移転・廃止届出書
源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書
法人 法人設立届書
法人税の青色申告承認申請書
給与支払い事務所等の開設・移転・廃止届出書
源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
個人上の開廃業届書
都道府県税事務所に対する、法人設立の届書
市町村に対する、法人設立の届書
初回保険に関する手続き
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