親の家を売る

Book

両親が老いてきたので、いろいろと考えています。
その中で、皆さんが困っていることで両親の自宅があります。
私の両親も祖父母の家を相続したときに困りました。
ですから、私も非常に心配しています。
良い本があったので、今からしておくことを備忘録として残します。

老いてきたら話し合っておきたいこと

1.家に関する書類を揃える
実家の購入費用が分かる契約書・・・売った際に発生する税金(譲渡所得税)が安くなるかも
譲渡所得税がかかると、住民税や健康保険料が上がる。
確定測量・・・隣地所有者と境界線を確定させる。
2.仲の良いご近所さんやメンテナンス業者を聞いておく(水道工事や庭の手入れ)
3.親と一緒に片づけを始めておく
  押し入れ、大型のもの、大量にあるもの、細かなもの
  重要なものは整理して保管する。 不動産関係の書類、預貯金
4.家の状況を見極める。
  汚れ、壊れているもの、老朽化、バリアフリー
5.対策
  カードの暗証番号、委任状の準備、生命保険の証書、マイナンバーカード(暗証番号)

空き家を維持する

1.固定資産税、都市計画税
2.光熱費、火災保険
3.定期購入の解約  通帳の確認
4.ご近所さんの付き合い  手土産を持って挨拶に行く
5.空気の入れ替え、通水、室内の掃除、シミのチェック、雑草の除去、建物チェック、空き巣対策

相続対策

1.全財産の確認・・・預金、土地、建物、生命保険
  土地 固定資産税評価額/0.7×0.8=相続税の評価額
  建物 固定資産税評価額=相続税の評価額
2.相続税申告書の作成

親の家を売却する

1.家の売る理由を明確にする。
  できるだけ早く売る。じっくり売る。
2.家の価値を確認する。
  競合物件の有無、安値物件の有無、季節の見極め
3.更地にしないで売るのが基本
  固定資産税が上がる。解体費用が高額。
4.相場価格
  土地総合情報システム→不動産取引価格情報検索
5.不動産仲介業者
   相場に合った査定を出す業者
   (高い査定を出してきても一気に値下げを持ちける”値こなし”業者に注意)
  一般媒介契約はデメリットばかりなので、専任媒介契約がおすすめ
6.価格
  売れたらいいなという価格を設定。
  これ以上下げられない価格の設定
  不動産買取は、一般相場の60%程度

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